繊細さんやうっかりさんには責任が重いってつらいですよね。
向き不向きがあるので、自分の人生を充実させるためにも楽しく働きたいですね。
▶︎楽すぎ?のんびり楽しく働きたい看護師におすすめの働き方と穏やかな職場
人が死なない・命に関わらない看護師の仕事
命に関わらない看護師の仕事を紹介していきます。
人が死ぬのっていつまで経っても慣れない、つらすぎるという場合には、人が死なない科がおすすめです。
心療内科・精神科
心療内科・精神科は急性期以外なら精神療法や薬物療法がメインで、看護師はほぼ採血をするだけです。
相性がありますが、職場によっては比較的楽です。
▶︎精神科看護師ってイライラする?ストレスにならないの?
こころのケアが得意なら活かせる科です。
▶︎実はHSPは看護師に向いてる!こころのケアが得意な人の適職は?何科?
回復期リハビリステーション病院
回復期リハビリテーション病院はリハビリをするための病院です。
リハビリが目的なので、命に関わることが少ないです。
また、入退院が少なくゆったりと仕事ができます。
クリニック
クリニックや医院では、主に診療のサポートをします。
緊急性の高い患者はほぼいないため、命に関わる場面は少ないでしょう。
医療行為はクリニックによって様々ですが、一度覚えてしまえばやることは決まっているため、楽です(透析クリニックでは透析機械の使い方など専門的な知識を求められます。)。
美容外科・美容皮膚科・医療脱毛
美容外科・美容皮膚科・医療脱毛では、美容クリニックで施術メニューの提案や診察のサポート、施術の介助をします。
詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
▶︎美容看護師になるには?仕事内容・収入・適性を解説
採血室、献血ルーム
その名の通り、採血をします。
たまに採血で気分が悪くなる人がいるくらいです。
健診(検診)センター
健診はいわゆる健康診断で、検診は特定の病気の発見をする検査です。
健診は特に、ほとんどは健康な人が対象のため命に関わることはありません。
看護師は検査や介助をします。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
▶︎健診(検診)センターの看護師のやりがい!仕事内容、メリット・デメリット
介護施設
介護施設で入居者の健康管理や服薬管理をします。
介護士さんがいる施設であれば、看護師の負担は少なめです。
デイサービス・デイケア
デイサービスやデイケアは、利用者の健康管理を中心に行います。介護度も低く、インスリン注射や服薬管理程度で高度な医療行為を求められないため、負担が軽いです。
訪問入浴
訪問入浴は、利用者の自宅で入浴の介助をし、健康状態や皮膚の状態の確認や記録が主な仕事です。
保育園・学校の保健室
養護教諭、保健室の先生です。
怪我人や急病人の対応、健康診断のサポート、配布物の作成などをします。
企業看護師・産業看護師
企業の医務室で社員の処置や健康診断を行います。
デスクワークが多めです。
イベントナース・ツアーナース
イベントナースとは、コンサートやライブ会場の医務室や救護室で待機し、急病人に対応する看護師です。
ツアーナースとは、修学旅行や団体旅行に同行し、急病人に対応する看護師です。
単発の仕事ですので、看護のお仕事派遣 というサイトで探すのがおすすめです。
地域包括支援センター
地域包括支援センターとは、公的機関で、介護保険法で定められている「地域住民の心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことにより、その保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的とする施設」です。
地域の高齢者が健康で安定した生活ができるようにサポートします。
看護師は、個人のケアプランを立てたり、疾患予防の教室を開いたりします。
看護学校教員
教えるのが仕事なので、命に関わる場面に遭遇することはありません。
ただし、看護師として5年以上の臨床経験が必要で、看護教員養成講習会の受講か、大学で教育に関する科目を履修して卒業することが必要です。後から通信制の大学で学ぶことも可能です。
刑務所看護師
その名の通り、刑務所で働く看護師です。
検疫官(看護師)
検疫官はさまざまな職種がありますが、看護師として検疫官をする場合
厚生労働省で採用をしています。詳しくは以下をチェックしてみてください。
パンフレットも見られます。
▶︎検疫官(看護師)採用情報(厚生労働省)
クリニカルスペシャリスト
クリニカルスペシャリストは、医療機器メーカーで自社の医療機器や用具の説明をし、販売する営業です。
医療機関、学会等で医師や看護師に対して製品の説明を行ったり、デモンストレーションをしたりします。
臨床開発モニター(CRA)・治験コーディネーター(CRC)
臨床開発モニター(CRA)は、治験を行う医療機関と製薬会社の間で、契約や法的に問題がないか、被験者の経過などをチェックします。
治験コーディネーター(CRC)は、治験を行う医療機関に所属し、スケジュールの管理や被験者の対応をし、サポートします。
特に資格は必要ありませんが、看護師としての経験があると採用されやすくなり、有利です。
看護師が命に関わらない仕事をするメリット
看護師が命に関わらない仕事をするメリットです。
精神的に余裕ができてつらくならない
緊張感が苦手、繊細で感受性が高い看護師は、精神的に余裕ができてつらくならないというメリットがあります。
仕事が楽しくなる
ストレスや疲労が蓄積されると趣味も含め楽しいことも楽しくなくなってしまいます。
自分のペースで仕事ができると楽しさを見つけられるようになります。
周りも精神的に余裕ができてピリピリしないため、会話も楽しくなります。
毎日が楽しくなりプライベートが充実
つらくならず、仕事が楽しくなると、プライベートで病むこともなく趣味なども楽しめるようになります。
体力的にも余裕ができるため、プライベートが充実しやすいです。
人間関係が改善される
自分自身も人当たりが良くなり、仕事はもちろんプライベートの人間関係も上手く行きやすくなります。
看護師が命に関わらない仕事をするデメリット
看護師が命に関わらない仕事をするデメリットです。
給料が減る可能性がある
夜勤がなかったり少なかったりすると給料は下がってしまう可能性があります。
ただし、ストレスを減らすことで心に余裕ができるので、お金がかからないことでも満足できるようになります。
また、美容看護師であれば、命に関わらない仕事で高収入が期待できます。
▶︎美容看護師になるには?仕事内容・収入・適性を解説
仕事内容によっては飽きる
命に関わらない仕事ほど、行う業務の種類が減ります。
たとえば採血センターの場合、同じことの繰り返しで人によっては飽きてしまう可能性もあります。
介護施設や訪問看護の場合は、患者さんや利用者さんとの会話もあるので飽きにくいと考えられます。
場合によってはスキルアップが難しい
命に関わらない仕事ほど、業務の範囲が狭くなるため、スキルアップが難しくなります。
長期間やっていないことは忘れてしまうため、急性期で再び働くのが困難になる可能性もあります(復帰した看護師もいますが、それ相応の努力が必要です)。
ただ、色々な現場で働いて経験を増やすということもスキルアップになります。
看護師の命に関わらない仕事は以上です。
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