HSP気質の看護師は「急性期は向いてない」と言われていますが、HSPといっても得意なことや苦手なことは様々です。
やめといた方がいい?
必ずしも向いてないわけではありません。
上手く工夫して働ける人もいますし、どうしても合わない人もいます。
この記事では、HSPの看護師に急性期は合わないと言われる理由と対処法を解説します。
これから職場を決める人も、急性期で働いていて辛い人も、ぜひ参考にしてみてください。
HSPの看護師が急性期に向いてない理由
まず、HSPの看護師が急性期に向いてないと言われる理由を解説します。
忙しい・急かされる
忙しくてテキパキ仕事をする必要があり、急かされる場面が多い職場だとストレスを溜めてしまいやすいです。
HSPさんは急かされると焦ってしまい、ミスをしやすい方も多いです。
自分のペースを崩されることで、余計に疲れてしまうことも・・・。
比較的、時間的余裕のある科だと得意なことや能力を発揮しやすいと言われています。
不規則な生活と長時間労働になりがち!体力が必要
急変や緊急入院が多い科だと、前残業・残業も多く、生活が不規則に。
急性期は体力が必要ですが、HSPさんは繊細で疲れやすく、体力がない方が多いと言われています。
体力がない人が体力のある人の中で頑張るのはとても辛いと思いますし、体調を崩してしまいがちです。
体力に自信のない方は急性期に関わらず、体力が必要な仕事はなるべく避けるようにしてみてください。
イライラしている人が多い
HSPの人は感受性が高く、周りの人の感情に影響されやすいと言われています。
イライラしてる人が多い環境はイライラが移りやすく、ストレスが過剰になりやすいです。
逆に、落ち着いた雰囲気の職場だと心も落ち着きやすいです。
また、以下の記事ではHSPの看護師が辛くなってしまう理由や向いてない理由を解説しています。
急性期で参考になることもあるかと思いますのでチェックしてみてください。
▶︎HSPの看護師が辛い・向いてないのはなぜ?すぐ辞めたい病になる理由
急性期「辛い」と感じた時の対処法
HSPの看護師が急性期に向いてないと感じた時の対処法です。
以下のような工夫ができそうか考えたり、実践してみてください。
避けられることはなるべく避ける
嫌いな人や嫌いなことで、避けられるものはなるべく避けるようにしてみてください。
嫌だけどやらなきゃならないこともありますよね。そこにエネルギーを使うために、嫌なことはなるべく避けましょう。
気を遣いすぎてやらなくてもいいことまでやってキャパオーバーにならないようにしましょう。
無理な時は思い切って休む
HSPの人は周りの目を気にして極限まで我慢してしまう人も多いかと思いますが、極限まで我慢すると反動が一気にきてしまいます。
無理かもと感じたら思い切って休むことが大切です。
自分の身を守るためにひとまず周りの迷惑は考えないようにしてください。
反動が来てしまって長く休むよりも、なるべく早めに少しの間休んだ方が周りの迷惑にもなりません。
自分に合った環境や働き方を選ぶ
急性期と言っても人間関係や労働時間の環境自体の違いもありますし、あなたの苦手なこと次第では工夫しても普通に働くことが難しい場合もあります。
合わない環境だと得意なことを活かせず、キャリアアップもしにくくなってしまいます。
看護師には色々な働き方や職場がありますが、どの職場でも重要な役割を担っています。
あなたに合った環境で働くことで、その働き方の中で専門性を磨いていくというキャリア形成がおすすめです。
急性期でつらい方は、HSPの人におすすめの求人例も紹介していますので、以下の記事を参考にしてみてください。
▶︎HSP看護師の転職サイトランキング2024【求人例あり】
HSPでも苦手は色々!急性期に向いてる人もいる
HSPと言っても、得意なことや苦手なことは色々です。
工夫して何とかなる人もいる?人それぞれ
HSP気質も少しだけ繊細なのか、かなり繊細なのかで耐えられるストレスの量が違いますよね。
急性期で工夫して何とかやっていける人もいます。
まずは自分が何がストレスになっているのか、この先そのストレスに耐えられそうなのかを考えてみてください。
スマホのメモやノートなどに書き出してみるのがおすすめです。
やってるうちに慣れる人もいる
最初は辛いけど慣れることもあります。
慣れて平気になる人もいます。
慣れなくて無理!となる人もいます。
どっちが良いとかはないと思います。
自分が幸せになれて、他人も幸せにできる仕事が一番だと思います。
向いてる・向いてないのジャッジ基準
“あなたにとって”ストレスが適度かどうかが大切です。
◎休むことで回復するストレスであれば、精神的に成長できる良いストレス。
❌休んでも回復しない、つらくて仕方ないのはストレスが過剰。
悪い方向に行っている場合には、どんどん状況が悪化する危険性があります。
少しずつ良くなっているのかどうか、冷静に考えてみましょう。
『急性期向いてない=看護師向いてない』ではない
もし急性期で向いてないと思っても、看護師に向いてないと思うのは思わないでくださいね。
看護師には色々な働き方があり、全て必要で重要な役割を担っています。
HSP気質を活かせる、あなたに合った働き方を見つけてみてください。
▶︎HSP看護師の転職サイトランキング2024【求人例あり】
適職は?何科が向いてるの?
HSP気質の看護師は、共感力を活かせて、のんびり働ける「緩和ケア」や「訪問看護」が向いていると言われています。
以下の記事を参考にしてみてください。