- 繊細だから看護師を続けるのが辛い・・・
- すぐ泣く。看護師に向いてないかも・・・
生まれつき繊細な心を持つHSP気質だと、看護師の仕事はしんどいですよね。
しかしHSP気質と言っても、「何がストレス」に感じて「何が苦手」かは人によって異なります。
- HSPの特徴を知る
- 自分が何が辛いのかを理解する
- 解決策を考える
- 工夫できることはする、工夫で解決しないなら環境を変える
これらを考えていくことで、自分に合った適職が見つかるようになります。
HSP看護師には「工夫」と「環境」が大切です。
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HSP看護師が楽になるには、工夫と環境選びが大切
HSP看護師が楽になるには、工夫と環境選びが大切です。
なぜ工夫?
例えば、嫌がらせをしてくる人にはっきり拒否できず、言われっぱなしになっていませんか?
例えば、嫌がらせをする人とは『距離を置くこと、関わるのは最低限にする』という「工夫」をすることでメンタルの疲労を減らすことができます。
ただし、「工夫」には限界があります。
どんな工夫をしても、解決が難しいこともあります。
工夫して解決しないからといって、あなた自身に問題があるわけでは全くないので、決して落ち込んだりしないでください。
なぜ環境選び?
工夫したからといって全て解決するわけではなく、
人間関係が悪すぎてメンタル面に悪い影響があったり、忙しすぎて体調を崩してしまう環境もあります。
そのような環境では、HSPさんの良いところを活かすことができないどころかダメ扱いされてしまいます。
悪い環境にいると、辛いだけでなく、時間も無駄に過ぎてしまいます。
HSPの良いところを活かせる環境や評価してもらえる職場を選びましょう。

HSP看護師の工夫リスト
HSPさんは、物事を深く考えすぎたり不安になってしまいがちな人が多いです。
他人との関わり方や考え方を変えていき、工夫していくことが大切です。
まずは、HSP看護師ができる工夫について解説していきます。
完璧主義をやめる
完璧な人間はいません。
HSPさんは完璧主義が多く、つい疲弊してしまいがちです。
完璧主義はやめて、些細なミスはあまり気にしないようにしましょう。
細かいことを気にするよりも、やってはいけないミスをしないように注意することの方が大切です。
苦手なことを克服するよりも、得意を活かす
日本人ってすぐに苦手なことを克服するような教育をしますよね。
苦手なことを克服できたら成長できることもありますが、どうしても苦手で克服できないこともあります。
これって時間の無駄ですよね。
その無駄な時間を得意なことを伸ばすことに使いましょう。
自己肯定感を上げる
自己肯定感を上げるとかなり楽になります。
自己肯定感が低い状態はやめて、自己肯定感が高い状態を目指してみましょう。
自己肯定感が低い状態
- どうせ自分は何をやってもダメ
- 自分には価値がない
- 自分は必要ない
- 自分が嫌い
- すぐ人と比べて落ち込む
自己肯定感が高い状態
- 僕、私ならなんでもできる
- 自分には価値がある
- 自分は必要な存在
- 自分が好き
- 人は人、自分は自分
こんなふうに、自己肯定感を上げてポジティブになれば少し嫌なことがあっても動じなくなります。
嫌なことを何度も思い出さない
嫌なことを言われたことや嫌な出来事を何度思い出しても解決しません。
他人より優位に立ちたいだけ、注意したいだけの人もいます。
あなたが落ち込んでいても、相手は何も感じていません。
特に嫌がらせはさっさと忘れましょう。
他のことを考えたり、深呼吸したり、
趣味に没頭するのもおすすめです。
自分にコントロールできないことは考えない
自分にコントロールできないことは考えないようにしましょう。
考えたからといって解決しませんし、時間の無駄な上にストレスが溜まるだけです。
完璧になくすのは難しいですが、少しずつ意識して減らしていきましょう。
頑張りすぎない
真面目だったり、やる気満々だったりして、ついつい頑張りすぎてしまいがちなHSPさん。
頑張りすぎるとパフォーマンスが低下して空回りしてしまいます。
適度に休息を取りましょう。
しっかり休む
HSPは疲れやすい分、しっかり休むことが大切です。
ぼーっとのんびり過ごす時間を作ったり、睡眠を長めに取ったりすることがおすすめです。
他人軸で考えるのをやめて自分軸で考える
他人軸とは、他人を中心に考え、時には自分を犠牲にして行動することです。
自分の人生を生きるために、他人に気を遣いすぎて自分を見失うのはやめて、
自分のことを最優先する「自分軸」で生きていきましょう。
2:6:2の法則を意識
2:6:2の法則とは、こんな法則です。
- 2割の人は、あなたがどんな行動を取っても好きになる
- 6割の人は、あなたがどんな行動を取ってもどちらとも思わない(行動によって変わることもある)
- 2割の人は、あなたがどんな行動を取っても嫌いになる
HSPさんは他人の評価を気にしすぎてしまうところがあります。
誰からも嫌われていない人はいません。
どんな善行をしても文句を言われます。
ボランティアに対して「偽善だ」と言う人もいます。
自分のことをよく思ってくれる人と関わるようにしましょう。
嫌な人となるべく関わらないようにする
嫌な人と関わると、普通の人以上に疲れてしまいがちです。
嫌な人となるべく関わらないようにすることで疲れが軽減されます。
無理に仲良くしなくていい
みんなに気を遣うと疲れて辛くなってきます。
合わない人に合わせる時間やエネルギーを、自分と合う人に使いましょう。
チームワークは全員の協力があってできることで、やる気のない人を変えようとしても難しいです。
期待すると疲れるから期待しないのも大切ですね。
他人は自分に興味ないので割り切る
つい他人の期待に応えようとしたり、どう評価されるかが気になってしまいがちな人も多いと思います。
他人はそんなに自分に興味がないし、今興味があったとしても数年後には忘れられてるかもしれないです。
子供の頃の友達全員とつながってる人いますか?
鬱陶しいお局さんも、職場を変わったら、ただの知らないおばさんと同じです。
ある程度は割り切った方が絶対楽です。
小さなことにも幸せを感じてみる
ないものよりも、今、あるものに幸せを感じられるようになって、
小さなことにも感謝してみると、心が楽になります。
心配事はほとんど起こらない
心配事の9割は起こらないと言われています。
危機管理のためにある程度は心配するのはいいと思いますが、心配しすぎもよくないです。
直感を大切にする
なんとか上手くやろう、頑張ろうと考えすぎる人は、「なんとなく」「こっちがよさそう」という直感を大切にしてみてください。
直感はあなたの過去の経験の記憶が元になってるから、あなたに合った答えが出やすいと言われています。
失敗は成功のもと
基本的だけど忘れがちです。
失敗した→その方法は失敗だと言うことが分かった
失敗は無駄ではなく、いつか役に立ちます。
自己嫌悪しない
繊細がゆえに上手くいかないことが多い上に、完璧主義の人が多いHSP。
自己嫌悪しがちな人も多いのではないでしょうか。
できなかったことよりも「できたこと」に注目してみましょう。
嫌なことは断る
HSP気質だと気を遣いすぎて嫌なことや苦手なことも断れなくなってしまう人が多いかと思います。
しかし、全て引き受けているとキャパオーバーしてしまいます。
無理だと思ったら気にせず断ることも大切ですよ。
成長の速度は人それぞれ!他人と比較しない
成長の速度は人それぞれ違います。
他の人と比べてできてないと落ち込むのはやめましょう。
得意なこと、苦手なことはみんな違います。
あることでは他の人が早いかもしれませんが、別のことではあなたが早いかもしれません。
過去の自分と比べて成長してたら喜ぶようにしてみましょう。
HSP看護師に合った環境を選ぶ
HSPさんにはHSPさんの良さがあります。
繊細だからこそできる仕事や向いてる環境を選ぶと、楽しく才能を活かすことができます。
HSPの良さを活かせる環境の特徴
たとえばHSP気質だと、テキパキ仕事をしないといけない職場では、「もたもたしている」「遅い」とダメ人間にされてしまうことも多いですよね。
HSP看護師は、ゆっくり深く考えること、1人の患者さんと向き合うこと、寄り添う看護が得意と言われています。
いろいろな役割の看護師がいて医療が成り立っています。
王道から外れてみるのも楽しいですし、まだ開拓されてきっていない職場を良くしていくという選択をしてみてもいいのではないでしょうか。

自分に合った環境を選ぶ
HSPの看護師は、自分に合わない環境を選ぶと心身ともに疲弊しがちですが、自分に合った環境なら能力を発揮することが可能です。
HSPといっても、得意なことと苦手なこと、長所と短所は人それぞれです。
自分を分析してみて合う環境を探してみるとよいでしょう。
よろしければ以下の記事もチェックしてみてください。

まとめ
HSP気質の看護師さんは、刺激に過敏で疲れやすいという特性がある一方で、共感力が高く些細な変化に気づけるといった看護に活かせる長所も持ち合わせています。
できないことを無理に克服するよりも、ぜひ、ご自身の良いところを仕事に活かしてみてください。
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