新人看護師は仕事に慣れていなくてつらくなりがちですよね。
仕事行きたくない時は休んでいいのか悩んでしまう人も多いかと思います。
結論から言うと、軽い気持ちで休むのはよくないですが、自分の健康や命を守るためならOKですよ。
新人看護師が仕事行きたくないのはよくあること
新人看護師が仕事に行きたくないと感じることはよくあることで、あなただけではありません。
まだ仕事の慣れておらず、さまざまなプレッシャーや責任を抱えているため、疲れやストレスを感じることが多いのです。
新人看護師は気を遣うから疲れやすい
新人看護師は、患者さんへの配慮やスタッフとのコミュニケーションに気を使う必要があります。
新人看護師は自分の未熟さを感じ、ミスをしたくないというプレッシャーを感じる機会が多いです。
そのため、仕事に対して過度に緊張し、疲れやすくなる傾向があります。
覚えることがたくさんあって疲れる
新人看護師は、多くの情報や技術を吸収しなければなりません。
医療に関する知識だけでなく、病院のルールなど覚えなければならないことは山ほどあります。
これらを一度に覚えようとすると頭がパンクしてしまい、余計に疲れやすくなるのです。
1年目でもズル休みしていい?
1年目なのにズル休みをすることは許されるのでしょうか?
1年目こそ辛い!辛かったら全然サボっていい
新人看護師の1年目は、精神的にも肉体的にも大きな負担がかかります。
そのため、辛くて仕事に行きたくないと感じることもあるでしょう。
本当に辛い場合は、サボっても大丈夫です。
自分の体調やメンタル面を大切にし、無理をしないことが重要です。
鬱や倦怠感も体調不良
分かりやすい身体症状がないと「ズル休み」と思われがちですよね。
でも、鬱っぽい・倦怠感も立派な体調不良です。
疲れでミスするよりマシ
鬱で仕事に行きたくないという気持ちが強い場合、無理に出勤して疲労が蓄積されると、ミスをしてしまう可能性が高まります。
看護師の仕事は人命に関わります。休まないことよりもミスをしないことを優先しましょう。
新人看護師が休む時の連絡のマナー
新人看護師が休みを取る時は、後で気まずくならないためにも連絡のマナーを守ることが重要です。
連絡の際の基本的なルールやポイントをご紹介します。
基本的には電話で連絡する
休みたいことを伝える場合、基本的には電話で連絡しましょう。
電話であれば迅速に連絡ができ、相手の状況も把握しやすくなります。
メールやテキストメッセージは、電話できないなどの事情がある場合以外には避けるようにしましょう。
直属の上司に連絡する
休みの連絡は、直属の上司に対して行うのが一般的です。
上司はスケジュールや人員配置を管理しており、代わりの看護師を手配する必要がある場合もあるため、情報を直接伝えることが大切です。
出来れば朝6時・朝8時過ぎの2回連絡する
早朝(6時)の連絡は、人員配置のために重要です。
朝のシフト作りに時間がかかるため、できるだけ早く連絡することでスムーズな調整が可能となります。
そのため、朝6時と就業時間の少し前の朝8時過ぎの2回連絡するのがおすすめです。
夜勤の場合は代わりが必要なため早めの連絡を
夜勤を休む場合は、代わりの看護師を手配する必要があります。
夜勤は体力的にも負担が大きいため休む場合は、できるだけ早めに連絡するようにしましょう。
夜勤前の日中に連絡することが望ましいです。
新人看護師が休みの連絡する時に話す内容
新人看護師が休む時は、申し訳ないという気持ち、正確かつ適切な情報を伝えることが重要です。
連絡時に話すべき内容と、体調不良で休む際の例文をご紹介します。
伝えるべきこと
休みの連絡時には、以下のような内容を伝えましょう。
- 休む理由: 例えば体調不良や急な予定などを簡潔に。
- 状態:例えば体調不良なら、発熱があるのか医療機関への受診が必要なのか等。
- 休みたい日時: 休みたい日、遅刻ならば時間帯。1日だけ休むのか、しばらく休みが必要なのか。
体調不良で休む時の例文
体調不良で休む場合、以下の例文を参考にしてみてください。
難しく考えすぎず、必要なことをわかりやすく伝えるように心がけましょう。
「おはようございます。大変申し訳ありませんが、体調不良のためお休みさせていただけますでしょうか。症状は、熱と咳です。医療機関を受診する予定です。明日以降の出勤か可能かどうかは分からないため、また連絡します。」
ズル休みするなら体調不良
ズル休みするなら体調不良にしましょう。
本来、鬱っぽい・倦怠感なども体調不良ですが、理解されない場合もあるため「偏頭痛」「腹痛」などがいいでしょう。
職場の人たちを不快にさせない理由であることが大切です。
「身内が危篤」「身内の不幸」は話の辻褄が合わずバレやすいのでやめておきましょう。
休みがちな新人看護師の対処法
休んだ時にきちんと休まないと疲れが取れず、休みがちになってしまいます。
新人看護師が思い切って休んだら自己嫌悪をせず、ゆっくりと休息を取ることで心身の健康を保つことが大切です。
自己嫌悪しない
新人看護師は休むことに罪悪感や自己嫌悪を感じることもあるかと思いますが、休むこと自体は誰でもあることで悪いことではありません。
体調やメンタルの健康を優先し十分な休息を取ることで、また元気に仕事ができます。
自分を大切にしましょう。
思い切ってゆっくり休む
休むことは、体力やメンタルの回復に必要不可欠です。
思い切って休暇を取り、十分に休息を取りましょう。
休む時は他の人に迷惑をかけることを気にせず、リフレッシュに集中しましょう。
余計なことをしない
休みの日に仕事や勉強をしてしまうことは避けてください。
少しでも追いつこうという気持ちは分かりますが、せっかく休んだので自分自身を癒し、リラックスする時間を作りましょう。
余計な仕事や勉強をしてしまうと、ゆっくりと休息を取る機会を逃してしまうことになります。仕事以外の趣味やリラックスできることをしたり、睡眠を取ったりしましょう。
嫌なことを考えない
休暇中に過去のミスやストレスを思い出すことは避けましょう。
過去の出来事や嫌なことに囚われることで、リフレッシュ効果が薄れ、休息の質が低下します。
ポジティブ思考を心がけ、できたことにフォーカスすることが大切です。
どうしても辛いなら休職か転職をしよう
どうしても辛い、休んでも休んでも回復しないという時は休職か転職を検討しましょう。
休職を考えている場合は以下の記事を参考にしてみてください。
▶︎新人看護師が適応障害で休職や退職する原因と理由、対処法を解説
転職を考えている場合は、看護師専門の転職サイトを見てみてください。
以下の記事でおすすめの転職サイトを紹介しています。