生まれつき繊細な心を持つと言われているHSPですが、HSPには非HSS型とHSS型があると言われています。
HSS型HSPは、外向型で刺激を求めるけど繊細で疲れやすいという矛盾を抱えた気質の人です。
HSS型HSPとは?
HSS型HSPとは、繊細な心を持ち、かつ刺激を求める刺激探求型のHSPです。
HSS(High Sensation Seeking)型のHSPは、外向的で刺激を求める一方で繊細かつリスクは好まない傾向にあります。
刺激を求めて新しいことにチャレンジしたり人と関わるものの、繊細なために刺激を受け取りすぎてしまって疲れやすいのが特徴です。
特徴を知って対策
HSPは繊細ならではの得意と苦手がありますよね。
HSS型HSPも同じく、得意と苦手があります。
コツをつかむと刺激を受ける量を調整できて、パフォーマンスを効率化できます。
『自分はこれをするとすごく疲れる』『これをすると元気になる』を思い出してみてくださいね。
HSS型HSPの看護師あるある!特徴10選
HSS型HSPの看護師あるある、特徴をご紹介します。
明るく元気に振る舞うけど1人になると暗い
外向的なので普段は明るく元気に振る舞う人が多いのではないでしょうか。
でも、場を盛り上げよう・和ませようとして無理しがちです。
1人になると疲れて暗くなることもあります。
社交的だけど警戒心も強め
社交的で初対面でも打ち解けがちですが、リスクは好まないので警戒心も高めです。
おいしい話があった時に興味は示すものの、詐欺ではないか?などと疑いがちです。
何も考えてないように見えてすごく考えてる
いつも明るく元気に振る舞ったり、冗談や自虐ネタを披露しがちなため、『何も考えてなさそう』『悩みがなさそう』と思われがちですが、実はすごく考えています。
自分の考えを言うとギャップで驚かれることもあります。
そして意外と不安症なため、悩みもあります。
はしゃぐけどすぐ疲れる
はしゃぐ・ハイテンションでみんなとワイワイ。でも帰ってきて疲労困憊・・・。
その時は楽しくてしょうがないんですけどね。
次の日が仕事だったり大切な用事がある場合はうまく体力をセーブしていきましょうね。
好奇心旺盛だけどすぐ飽きる
好奇心旺盛ですぐ新しいことに興味を持ち、すぐ飽きてしまいがちです。
飽き性ですが、ハマったらとことん突き詰める面もあります。
熱中できることが見つかるといいですね。
二度見知りしがち
初対面では打ち解けたのに次に会ったら距離ができている「二度見知り」をすることがあります。
みんなでわいわいが好きだけど1人時間が必要
疲れるけどみんなでわいわい騒ぐのが好きです。
でも1人時間は必要で、ないとストレスを感じてしまいます。
どちらも大切ですね。
ルーティン、単純作業が苦手
常に刺激を求めるため、ルーティンワーク・単純作業はすぐに飽きてしまって苦手です。
記憶力が良い方が多く、仕事を少ない回数で覚えてしまうから新鮮味がないというのもあります。
患者さん1人1人にじっくり向き合う仕事、新しいことを作り上げる仕事が向いています。
やる気満々な時と疲れた時の差が激しい
やる気満々な時は勢いがよくても、疲れた時は急激に低速になってしまいます。
やる気満々な時にスケジュールを組むと、キャパオーバーで体調不良になってしまいがちです。
動いただけ休みが必要なので、考慮してスケジュールを組みましょう。
追い詰められた時に強い
明日テスト・・・。
あと5分であれやらなきゃ!
追い詰められた時にすごい集中力を発揮します。
火事場の馬鹿力というやつですね。
HSS型HSP看護師の働き方
HSPは環境を間違えると能力が発揮できないと言われていますが、HSS型HSPも同じです。
HSS型HSPの特性を上手く活かしていきましょう。
常に新しい知識が必要な職場
HSS型HSPは良くも悪くも飽き性なので、ルーティンワークが苦手です。
常に新しい知識が必要な職場なら飽きにくいでしょう。
頑張りすぎない
ついハイテンションになって仕事やプライベートの予定を詰めがちですが、セーブしておくことで一気に疲労が来ることが減ります。
提案を受け入れてもらえる
HSPは深く考えることが得意です。
自分の提案を受け入れてもらえる環境ならやりがいがあります。
HSS型HSP看護師の適職
HSS型HSP看護師は、飽きにくいことや考えることを求められる働き方をするのがおすすめです。
その例として適職の一部を解説します。
こころのケア
HSPの共感力の高さを活かして、こころのケアを極めることができます。
患者さんの立場で考えて工夫が必要な職場だとHSS型の得意なことも役に立ちます。
▶︎HSP看護師に向いてるのはこころのケア!適職は?何科?
応援ナース・トラベルナース
応援ナース(トラベルナース)は離島などの病院に応援として派遣されるナースです。
半年などの短期で新しい土地に行くため飽きにくく、常に刺激が欲しい人におすすめです。
休日には観光したり、旅行気分で仕事ができます。
▶︎応援ナース・トラベルナースはしんどい?実態、メリットとデメリットを解説
派遣看護師
色々な職場を短期でできる派遣看護師も飽き性にはおすすめです。
夜勤をたくさん入れると常勤より稼げますし、のんびりしたい時は休みを作ったりしやすいです。
▶︎派遣看護師って楽しいの?派遣看護師あるあると実態、メリット・デメリット
いかがでしたか?
これ以外にもHSS型HSPの特徴を踏まえて自分にピッタリの働き方を探してみてくださいね。